あなたにとっての「東京」とは?タイトルに「東京」がつく6曲
生れも育ちも東京23区外、区役所に憧れ続けて26年になる峯岸です。
さて、古くから「憧れの場所」「なんでもある場所」なんて華々しい代名詞を背負い続けてきた東京という地。
そんな東京をテーマにした楽曲は多いのですが、その名曲の多さにもまた驚かされます。
今回は、常に変化をし続ける街「東京」をタイトルに掲げる6曲を紹介します。
この記事の目次
東京といえばまずこれ!年代を超えた名曲
「東京」 / くるり
1998年に発表されて以降、今もなお「東京」といえばコレ!的存在です。
作詞作曲を手掛けたボーカル・岸田繁曰く、所持金500円、遠距離恋愛をしていた当時の恋人のことさえどうでもよくなって不安になってしまった時に、東京の夜風に吹かれながら書いた曲だそう。
気怠さのなかにふと見える深い愛がジーンと沁みる、年代を超えた名曲です。
・公式サイト
http://www.quruli.net/
2010年代の名曲。東京で生まれた恋心を綴る
「東京」 / きのこ帝国
2010年代の名曲「東京」代表として私が猛烈におすすめしたいのが、きのこ帝国の「東京」です。
ボーカルの佐藤千亜妃も、「東京」というタイトルの曲は名曲が多いというプレッシャーに悩んでいたそう。
そんなきのこ帝国が自信を持って世に送り出したこの曲は、東京で出会った“あなた”への恋心を綴ったもの。
不安、諦め、期待、嫉妬、そして人口の多い東京という街で出会えた奇跡の喜びを歌った、切なくも温かい名曲です。
・公式サイト
http://www.kinokoteikoku.com/
東京での辟易を赤裸々に歌う
「東京」 / plenty
華々しい表面があるならば、痛々しい裏面も存在するということを教えてくれたのがこの曲です。
嫌気や焦り、絶望…そういったマイナスの感情を、狭くて汚い東京に映し出した異色の名曲。
あの人は幸せそうなのに、なんで私は……と思うことってありませんか?
悪いのは自分じゃなくて環境だと、他人のせいにして投げ出したくなる時ってありませんか?
この曲は、そんな自分と一緒に逃げてくれます。
さあ、全部嫌になっちゃいましょう。
・公式サイト
http://www.plenty-web.net/
東京での恋愛の温度差を描く
「東京サーモグラフィー」 / 明日、照らす
「恋愛で一番難しいことは温度差である」というボーカル・村上友哉の実話を歌ったこの曲は、その差を赤と青のサーモグラフィーの色で例えたもの。
一度冷めてしまった人の気持ちを沸点まで戻すことはとんでもなく難しいことだと思います。
頑張ってもどうにもできないことだってあるのだと、切なく諭してくれる曲です。
PV映像のように、夜道で聴くとよりグッときます(経験談)。
・公式サイト
http://asstellus.com/
東京での孤独と決意が込められた曲
「東京タワー」 / The Cheserasera
わたしがこの曲を聴いてぱっと想像したのは、夜の首都高速をスピード上げて走った時に見えるビル街のぎらついた灯りでした(免許を持っていないのであくまでイメージですが、恐らく見えます)。
人が多い東京という街で抱く孤独と、そこで生きる決意を歌う噛みつくような鋭い声、そしてどこか懐かしさが漂うメロディーラインが癖になる曲です。
・公式サイト
http://www.thecheserasera.com/
1分43秒で駆けめぐる東京
「TOKYO concert session」 / Wienners
まるでジェットコースター!
目まぐるしく変化していく東京を、そのまま音にしたような曲です。
1分43秒というショートチューンですが、あなどるなかれ。
ぎっしり詰め込まれた音の数に驚いている暇も与えない、高速で進むメロディーにあっという間に置いていかれてしまいます。
中毒性抜群、がっつり聴き込んじゃってください。
・公式サイト
http://wienners.net/
全曲を通して聴きたい方のためのプレイリスト
全曲を通して聴きたい方のためのYouTubeのプレイリストはこちらです。
それぞれの東京を、ぜひ聴いてみてください。
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