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ある音楽好きが生き方を考えるきっかけになった歌詞の曲6選

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ある音楽好きが生き方を考えるきっかけになった歌詞の曲6選

日々の生活の中で、上手くいかないことが続いて、落ち込んでしまったりすることってありますよね。

また、これから先の進むべき道が見えなくなって、途方にくれてしまうことってありますよね。

そんなとき、これまでの人生を振り返ったり、自分の生き方を考えるきっかけになる音楽に出会えることで、少しだけ気持ちが楽になることがあります。

そこで、これまでの人生の中で私が影響を受けた曲をご紹介したいと思います。

この他にも、世の中にはたくさんの素晴らしい曲が溢れているので、お気に入りの一曲が見つかるきっかけになれれば嬉しいです。

アイデンティティってなんだろう?と悩んだ時に聴きたい曲
「ぼくらはつながってるんだな」 / 清竜人

物心ついたとき、「自分は何のために生きているのか」を考えたことってありますよね。

そこで理由を見つけられる人はほんのごく一部で、たいていの人は理由を見つけられず、それを探すために今も生き続けているのではないでしょうか。

わたしも学生時代、自分のアイデンティティってなんだろう?といつも考えているような人間でした。
昔はあれほど嫌がっていたのに、人と同じであることに安心して、没個性でいることにどんどん違和感がなくなっていきました。

そんなある時、ふと、それは偽りの自分であることに気付きました。
それは、“清竜人”という人物に出会ってしまったからです。

現在、清竜人25という一夫多妻制のアイドルユニットとして活動し、注目を浴びている清竜人ですが、デビュー当時から、メディアに出る度に誰だかわからなくなるくらい、別人のような髪型と、個性的なファッションをしていました。

自分のアイデンティティを探して迷子になっていたわたしは、そんな彼の自由さをとても羨ましく思って、いつの間にか憧れていました。
そんなときに聴いたのが、「ぼくらはつながってるんだな」です。

<ぼくの ことば うた が もし 奪われても
それで どこかの 誰かが 自由に 歌えていればいい
こうやって 今の ぼくが 自由に 歌えてるのは
多分 どこかで 誰かが なにかを 犠牲にしてるから>

<こんな ぼくが こうして 生きている意味を 考えては
恐くて 不安 だったけれど
そうか アイデンティティ なんてさ 最初から あったんだ>

<こんな ぼくでも ただ 生きていることで
どこかの 誰かは 今日を 生きることが 出来てるんだな
どこかの 誰かが ただ 生きていることで
こんな ぼくでも どうにか 今日を 生きることが 出来てるんだな>

わたしが自分のアイデンティティに気がついたのは、やはり音楽を聴いているときでした。
映画を観る事も、本を読む事も、すべて同じくらい大好きなのですが、音楽を聴いているときにだけ、そこに自分の居場所があったからです。

「今この瞬間を最高に生きている」と強く思えたのは、音楽を聴いているときだけだったからです。

もちろん、皆さんにとってのアイデンティティは、それぞれ異なると思います。
だからこそ、分かり合うことは出来なくとも、理解しようとする努力をすることが大切なのではないでしょうか。

自分が今、「人生上手くいっているな」と思うとき、周りの誰かが自分の犠牲になっているかもしれない。
迷惑をかけながらも、人と繋がって生きていく。

それこそが、「ぼくらはつながってるんだな」とわたしが思う瞬間でもあります。

・公式サイト
http://www.kiyoshiryujin.com/25/

生き急いでいるあなたへ贈る曲
「静かな日々の階段を」 / Dragon Ash

1990年代~2000年代にかけて、社会的関心を集めた映画『バトル・ロワイアル』。
“中学生が同級生を殺す”というショッキングな内容から、その映画のメッセージ性を排除して考える方も多かったように思います。

「静かな日々の階段を」は、この映画のエンディング曲に起用されたこともあり、その印象が色濃く残っている方も多いのではないでしょうか。

当時、わたしはまだこの映画を観られる年齢ではなく、「早く15歳にならないかなあ」と、早く映画を観たくてウズウズしていました。
やっと15歳になったのを機に『バトル・ロワイアル』をレンタルして観たのですが、その時の衝撃が今でも忘れられません。

気がつけば何度も何度も、エンディングを巻き戻して聴いていました。
 
<擦り減らす掛け替えのない命>

<夜を待つのはもうやめよう 休んでもいいさ力溜めよう>

<風がやんだ空の真下 みずからの手でつかむ明日>
 
この映画でのメッセージはとてもシンプルで、「今を生きろ」という、たった一言。
当たり前かもしれないけれど、たったそれだけだと思います。
なぜなら、人の命は尊いからです。

昨日のことを振り返って過去を生きるよりも、明日を夢見て未来を掴んでほしい、というメッセージをわたしは受け取りました。

そんな映画と、歌詞がとてもリンクしていて、この曲を聴く度に早く大人になりたいと生き急いでいた青春時代を思い出します。
この曲の歌詞にあるように、“休む”=“力を溜める”という考え方に、何度も助けられました。

そんな当時の自分に、「そんなに生き急ぐな」と言ってあげたい気持ちになる一曲です。

・公式サイト
https://dragonash.co.jp/

私にだって誰かを救うことができるかもしれない、と思える曲
「夜が明けたら」 / きのこ帝国

大人になって、社会人として働くようになると、正直キレイ事ばかりじゃ生きていけないことを知ります。
夢だけでは食べていけないし、欲しいものも買えない。生活していくことは難しい。

また、夢に向かって努力している途中、最初から夢なんか見なければ、こんなに辛い想いをすることはなかったのにと、思ってしまう事もあります。

そんな世界に打ちひしがれたとき、わたしが心底救われた曲があります。
それが、きのこ帝国の「夜が明けたら」です。

<今まで傷つけたぶんだけ
いつかの誰かを救えるわけがない>

<でも、でも、でも、でも、
夜が明けたら
夜が明けたら
許されるようなそんな気がして
生きていたいと、涙が出たのです>

人を傷つけたことのない人、傷つけられたことのない人なんて、おそらくいないでしょう。
しかし、ひょっとしたらそんな自分でも、誰かを救うことができるかもしれないと、思うことがありました。

それは、わたし自身がきのこ帝国の音楽によって、救われたからです。
自分も同じように、誰かを救う手助けが出来ればと思い、今に至ります。

わたしを救ってくれた音楽に対して、いつか恩返しをしたいと、覚悟を決めるきっかけとなった一曲です。

・公式サイト
http://www.kinokoteikoku.com/

青春時代を振り返るときに聴きたい曲
「サリンジャー」 / THE SALOVERS

2015年3月25日に無期限活動休止という形態ながら、実質解散してしまったバンド、THE SALOVERS。
村上春樹の世界観を彷彿とさせる、青春性のある叙情的な歌詞とメロディが魅力のバンドです。

THE SALOVERSには、他にも素晴らしい曲がたくさんあるのですが、わたしが特にオススメしたいのが初期の名曲「サリンジャー」です。

<きっと僕らの 言葉は宙を舞い
何かを求めて彷徨い続けてる
いつだって いつだって>

<失ってはじめて気づいたことや
離れていく切なさを憶えたり
そうやって そうやって>

<いつだっけ僕等は 何も無いのに
失くしたふりして
いつだっけ いつだって
いつだって いつだっけ

迷ってる>

初めてこの曲を聴いた当時、わたしはまだ学生で、THE SALOVERSのメンバーと同い年だということを知って驚きました。

これまで聴いてきた音楽の中でも、圧倒的に「なぜこんなにも自分の言いたい事を代弁してくれるのだろう」と感じました。
それと同時に、「なぜそれが自分ではなく、彼らなのだろう」という、この才能と狂気に激しく嫉妬したことを覚えています。

この曲に限らず、THE SALOVERSの曲は、どれも青春時代の記憶を思い起こさせてくれます。

「何かを掴みたいけれども掴めない」もどかしい感じや、「失ってから初めて気づく大切な人や時間」など、当時の苦い思い出が胸にじんわりと広がって、聴く度に切なさに胸が締め付けられます。

大人になってから、過去を振り返って、「あの頃なりたかった自分に近づけているだろうか?」と自問自答してみることって大切ですよね。

昔思い描いていた自分と、今の生活とのギャップに落ち込むこともあるけれど、今の自分を支えてくれているのは過去の自分なのだと、この曲を聴く度に気付かされます。

・公式サイト
http://thesalovers.com/

自分の人生の選択に迷ったときに聴きたい曲
「理由なき反抗(The Rebel Age)」/a flood of circle

就職活動をしていた当時、自分の本当にやりたい道へ進むべきなのかどうか、ずっと迷っていたときにこの曲に出会いました。

歌詞がとてもストレートで、聴いていてとてもスカッとするのと同時に、一番触れてほしくない心の柔らかいところを衝かれて、聴けないときもありました。

<世間の流れになんか乗れないからいっそ
逆らって抗って行けるとこまで行ってみよう>

<希望は手渡してもらうもんだと思ってた
見上げたノーテンキ 逆立ちしてるカバ
「お前にしか出来ない仕事なんてこの世にない」
って言われても作り笑顔は上手くなった>

<ジェームス・ディーンになりたいんじゃない 僕は僕になりたいだけ
向かい風の日もいいんじゃない 僕は僕でありたいだけ>

日々の生活の中で、心が傷ついてしまうことや苦しいことはたくさんあります。
それに対して、いちいち全力で落ち込んでしまっていたら、正直生きていけませんよね。

だけど、そんな自分の心を見てみぬ振りをしてやり過ごしてしまうと、いつか立ち上がれなくなる日が来てしまうと思います。
そんな時、こんな曲がそばにあったら。

「自分にしか自分の人生を変えることはできない」
「どんなに向かい風が続いても、自分の幸せは自分で掴み取ってやるんだ」

聴く度にそう強く思える、人生の選択に迷ったときに聴きたい一曲です。

・公式サイト
http://www.afloodofcircle.com/

大切なものを失ったときに聴きたい曲
「ソラニン」 / ASIAN KUNG-FU GENERATION

2010年に映画化された『ソラニン』は、主演が宮崎あおいと高良健吾、主題歌をアジカンが担当したということもあり、大きな話題作となりましたよね。
主題歌の「ソラニン」は、漫画が原作のため、歌詞は浅野いにおによるものですが、アジカンの中でも人気の一曲です。

この曲は、 “今隣にいてくれる大切な人が、必ずしも明日隣にいてくれるかどうかはわからない”のだということを、わたしに教えてくれました。
だからこそ、“明日ではなく、今あなたに気持ちを伝えよう”というメッセージが込められています。

<思い違いは空のかなた
さよならだけの人生か
ほんの少しの未来は見えたのに
さよならなんだ>

<さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
僕もどーにかやるさ
そうするよ>

映画とリンクして考えると、この曲は彼から彼女へのラヴソングのように聴こえますが、様々な解釈の仕方がある点も、この曲の魅力の一つです。

例えば、「過去の自分から未来の自分へ向けたもの」のようにも聴こえるし、「現在の自分から過去の自分へ向けたもの」のようにも聴こえます。

大切な人や時間、場所に別れを告げることは、とても辛いことです。

ただ、「さよなら」をすることは、必ずしも失くすことではなく、次の新しい自分と出会うための「さよなら」なのかもしれないと、考えさせられた一曲です。

・公式サイト
http://www.asiankung-fu.com/

全曲を通して聴きたい方のためのプレイリスト

全曲を通して聴きたい方のためのYouTubeのプレイリストはこちらです。

歌詞をじっくり味わいながら聴いてみてください。

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