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村上春樹を読みながら聞きたいアーティスト6組を村上春樹風に紹介する

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村上春樹を読みながら聞きたいアーティスト6組を村上春樹風に紹介する

今週、2015年9月10日(木)に村上春樹さんの長編エッセイ集「職業としての小説家」が発売されますね。

私は読書が大好きで、特に村上春樹さんの作品が大好き!

今回は村上春樹さんの作品を読みながら流すとよりムードが出ていっそう本の世界に入り込むことができると思うアーティストの曲を、折角なので村上春樹さんの作品に出てくる女の子になりきって紹介いたします。

村上春樹さんの作品に出てくる女の子ってみんなすごく魅力的ですよね!
私はノルウェイの森に出てくる緑ちゃんが一番好きです。

「カム・シャイニング」 / 佐野元春

佐野元春ってアーティスト、知っている?
私ね、村上春樹の作品を読む時に1番よく流しているのよ。

なんでかって?理由を知りたいの?

佐野元春の作る曲ってとても都会的なのね、都会的ってどう説明すればいいのか分からないのだけれど……。

襟から袖までしゃんとして-でもノリの掛かった下ろし立ての感じは決してしない-清潔感のあるシャツを着こなした、背筋のピンッとしている男の人みたいな感じかしら。

とにかく都会的。で、洗礼されていておしゃれなの。
その雰囲気がすごく似ていると思うの、村上春樹の作品に。

それに、村上春樹と佐野元春の初期の作品はリリースされた時代が近いから、とてもフィットするの。
メロンソーダとチリドッグを一緒にテーブルに置いた時と同じくらいのフィット感ね。

本当に不思議ね。
でも、これやってみたほうがいいと思うのよね。私。

「Creep」 / Radiohead

「ノルウェイの森」の映画は観た?

公開されたのって何年前だったかしら。
年の瀬の寒い中、私はまだ大学に通う学生で、当時付き合っていたボーイフレンドと映画館へ観に行ったの。
その時のこと、今でもよく覚えているわ。

その劇中音楽を手掛けたジョニー・グリーンウッドがギタリストとして所属しているバンドがイギリスのRadioheadってバンドで、でもそれだけじゃなくって、「海辺のカフカ」に出てくる主人公が好んでRadioheadの4枚目のアルバム『KID A』を聴いている描写もあるの。とてもセンスがあると思わない?
村上春樹の作品と水魚の交わりにあるのがRadioheadじゃないかしら。

私ね、村上春樹が作り上げる世界に流れる音楽として最適なアーティストだと思うのよ、Radioheadって。
例えあなたが何を言おうとも、私はそう思っているわ。

「プライマル」 / オリジナル・ラブ

オリジナル・ラブって名前、何人もメンバーが所属しているグループ名みたいでしょ?でも違うのよ、これ。田島貴男っていう男性シンガーのソロユニット名なの。

私達が普通だって考えるアーティスト名っていうもののレーゾンデートルぶち壊す感じが堪らなく好きなの、私。

それにね、村上春樹の作品にもオリジナル・ラブの作品にも「風の歌を聴け」っていう同じ名前の作品があるっていう共通点があるのよ。
その共通点だけでオススメしているのかって?
そんな訳ないじゃない!そんな単純な女だ、って思っていたの?

オリジナル・ラブの深みのある甘い歌声と綺麗な歌詞って、村上春樹の繊細な表現や作品の世界観とすごくマッチするのよ。
どちらもブラジルサンマリノのコーヒーみたい、すっごく。
オリジナル・ラブと村上春樹、この組み合わせってすごく甘味が出るのだから。

信じられないなら、あなたも試してみればいいじゃない。
それってすごく簡単なことじゃない。

「Loser」 / Beck

BECKっていう漫画じゃないのよ、今、私が伝えたいこのBeckは、アメリカを代表するミュージシャンのBeckなの。

村上春樹の「意味がなければスイングはない」という音楽エッセイでね、Beckの新譜が出たら頭ごなしに買うって本人も言っているのよ。
ちなみにRadioheadも新譜が出たら頭ごなしに買うと決めている、って言っているのだけどね。

本人が好んで聴くからか、否かは分からないのだけど、Beckの楽曲の持つ雰囲気って作品を読む上でとても心地よくって、ストーリーも音楽も自分の体の中にすっと自然に入ってきて、それが全て自分の栄養素になっている感覚なの。まるでお腹の中の赤ちゃんに戻った気分。

この気持ち分かってくれるかしら。

「黄金の月」 / スガシカオ

スガシカオってね、村上春樹フリークを公言していて、強い影響を受けているって言っているの、知っていた?

一方、村上春樹もスガシカオの作品が好きで、村上春樹の著書「アフターダーク」にはスガシカオの楽曲「バクダンジュース」が出ている訳、要するに、相思相愛なの。

そんな関係にあるスガシカオの楽曲と村上春樹の著書は相性抜群なのだから。決まっているわよ。
冷たいアイスクリームに熱々のエスプレッソコーヒーをかけた時と同じ位、もしくはそれ以上に相性抜群ね。

「I Follow Rivers」 / Lykke Li(リッキ・リー)

ねえ、一度でも山で私生活を営んだことってある?
私、20歳になるまで山に人が住めるだなんて事、知らなかったの。
山って風景の一つだと思っていたし、身近で山なんて見た事もなかったもの。

でね、このリッキ・リーっていうスウェーデンの女性シンガーソングライターは6歳から5年間、ポルトガルの山頂で生活していた人なの。
山の中でも驚きなのに、山頂よ、山のテッペンに住むってどうしたって思いつかないわ、私。

他の人と一線を画した経歴を持つ、そんな彼女の曲ってとても壮大に聴こえるの。
いつもの場所で本を読んでいるはずなのに、まるで自分だけに与えられたすごく特別な場所で本を読んでいるんじゃないかって、そういう気分にさせられるから驚いちゃう。

彼女の持つ声と楽曲の神秘的で綺麗な雰囲気って、とても村上春樹の世界観に通じているの。
とても読むのに適していると感じるわ。

番外編
大瀧詠一

私の中でね、佐野元春と同じ位に村上春樹の作品を読む上で昔から愛聴しているアーティストが大瀧詠一なの。

村上春樹は1949年生まれ、大滝詠一は1948年生まれで、同世代で同じ時代を同じ日本で生きているからなのか、個人的に、本当に個人的なのだけど、この2人の作品って非常に合うと思うのよ。

村上春樹の作品に「1973年のピンボール」、大瀧詠一の楽曲に「1969年のドラッグレース」があって、あなたはだから何?って思っているかも知れないけど、個人的にグッとくるのよ。ゾクゾクしちゃうの。まあ、両作品は特に関係がある訳ではないのだけどね。

大瀧詠一の曲、今回真っ先に紹介しようと思ったの。
でもね、YouTubeで公式な動画を探してもなかったのよ。

この動画は、アルバムの宣伝のものなのだけど。
でもね、これで大瀧詠一の雰囲気は伝わると思うから、紹介するわ。

私の紹介、どうだったかしら?

どれも本当に心の底から、あなたにお勧めしたいって思っているのよ。
読書の秋っていうじゃない、そういえば、なんであれって秋限定なのかしら。あなた何か理由知らない?

とにかく、読書の秋に村上春樹の作品を読み始めるのって、とっても素敵な事よ。
でね、本を手にとったその時は、私と今回紹介したアーティストと曲の3つを思い出して欲しいわ。

思い出してもらえたら、私、そんな嬉しいことって他にないもの!

全曲を通して聴きたい方のためのプレイリスト

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