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大人になったあなたへ。改めて聴き返すと歌詞が沁みる6曲

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大人になったあなたへ。改めて聴き返すと歌詞が沁みる6曲

音楽を聴いていて、

「あの頃は歌詞の意味も分からずに聴いていたけれど、改めて聴いたらめちゃくちゃ沁みる……」
「今考えると、この歌詞って深いなぁ」

という経験、ありませんか?

子供と大人の境界線が何歳かは分かりませんが、少なくとも学生時代よりは経験や思い出、忘れたことも増えていて、その数の多さで「ああ、私も大人になったものだなぁ」なんて思います(しみじみ)。

今回は、そんな私が思う、”大人になって読み返してグッときた歌詞の曲”をご紹介します!

大人だからこそ、登場人物たちに感情移入できる
「強く儚い者たち」 / Cocco

シンガーソングライター・Coccoさんの代表曲ともいえるこの曲。
終始漂う切なげなメロディーとCoccoさんの美しい歌声がたまらなく好きで、高校時代毎日のように聴いていました。

愛し合うお姫様と王子様が出てくる、一見ロマンチックなストーリー。

当時、王子が航海先で出会った女性に言われる
<だけど飛魚のアーチをくぐって宝島に着いた頃 あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ>
というフレーズには、「最低だ!」と完全に否定的でした。

ですが今改めて考えると、
「この女性も以前に愛する人に同じようなことをされて、辛い思いをしてきたのかな」
と思いますし、むしろ大人になって聴くほど、
「綺麗ごとだけじゃ上手くいかないのよね……」
と頷いてしまいます。

そんな風に登場人物ひとりひとりに感情移入しながら聴く楽しさも、大人になってから知りました。

淋しさと儚さは近しい仲にあるけれど、それを越えられる強さを人は持っているはずだと考えさせられる曲です。

・公式サイト
http://www.cocco.co.jp/

ならず者も受け入れる、懐の深い曲
「Desperado」 / EAGLES(イーグルス)

色褪せるどころか聴くたびに色濃くなっていく、アメリカのロックバンドEAGLESの大名曲です。

長い間、英語で歌われる歌詞の意味も知らないままメロディーの美しさに魅了されて聴いていました。

イントロのピアノの旋律や、サビに入った瞬間にグッとくる高揚感!
たとえ言葉は分からなくても、あのメロディーだけでも何度も何度も胸を掴まれるんですよね……。

そして大人になってきちんと歌詞を調べてみて、タイトルの「Desperado」とは、直訳で「ならず者」という意味だと知りました。

内容は、

<Desperado, why don’t you come to your senses?
You been out ridin’fences for so long now>
(デスペラード 正気に戻ったらどうだい?
もうずいぶん長いこと、フェンスの上で考えこんでいるようだね)

という冒頭に始まり、一方的に語り掛けながら悩めるDesperadoを励まし、彼(彼女)が歩き出すように説得していくというもの。

この「Desperado」とは、ベトナム戦争で負けたアメリカ、失恋をした友人、時代遅れなロックを鳴らすバンド自身など解釈は様々。

自分自身が落ち込んでしまった時に聴くと、まるで自分に語ってくれているかのようにも聴こえます。

聴けば聴くほど、「なんて懐の深い曲なんだ!」
と毎回驚かされます。

解釈の幅がこんなにも広いからこそ今なお世界で愛されるのだと、改めて感動できた曲です。

・日本語版公式サイト
http://wmg.jp/artist/eagles/

人と深く関わることに臆病になってしまった人へ
「誰かの願いが叶うころ」 / 宇多田ヒカル

<みんなの願いは同時には叶わない>

勝つ人がいれば負ける人がいる。

当たり前なことを改めてそう諭されるとひどく悲しい気持ちになりますが、冷静に受け入れてしまう自分にもまた寂しさを感じます。

仕事はもちろんですが、恋愛における駆け引きは大人になるほど複雑になるなぁと思います。

<みんなに必要とされる君を癒せるたった一人になりたくて
少し我慢し過ぎたな>

……我慢をするのが普通、わがままを言えない、嫌われたくない。
大人になってからの方が、人と深く関わることに臆病になったなぁと思います。

当時は悲しい曲だと思いながらただ単純に聴いていたこの曲が、今聴くとよりリアリティを増してズシンと心に響くのはそのせいかもしれません。

相手のことを大事にすることも大切ですが、自分自身を大事にすることも同じくらい大事。
そこのバランスが上手にとれない大人にこそ、改めて聴いてほしい曲です。

・公式サイト
http://www.utadahikaru.jp/from-hikki/both/

今だから感じる、歌に込められた大きな愛
「しるし」 / Mr.Children

2006年放送のドラマ「14歳の母」の主題歌という印象も強いこの曲は、ボーカルの桜井さんがドラマの台本を全て読んだうえで書き上げたそう。

中学生で子どもができてしまった主人公と彼女を取り巻く家族や友人たちの物語は、そのヘビーな内容で当時とても話題になりました。

そのせいもあって、当時は「しるし」というのは子どものことなのかなと思いながら、子どもを授かった男女の愛に溢れた姿を想像しながら聴いていました。

ですが今になって改めて歌詞を読むと、別れた男女の切なげな姿も浮かんできます。

穏やかなバラードに乗せて“人を想う気持ち”をストーリーの幸不幸にこだわらずに描き切ったこの曲の背景には、どちらの解釈にせよ大きな愛が込められているように思います。

授かった子どものように目に見える「しるし」もあれば、ふたりにしか見えない「しるし」もある。
あの頃には見えなかった景色を、改めて見せてくれた曲です。

大人になった今、あなたにはどちらの景色が見えますか?

・公式サイト
http://www.mrchildren.jp/

忙しない毎日にこそ、真っ直ぐでいたい
「歩いて帰ろう」 / 斉藤和義

この曲を聴くと一瞬でPちゃんの顔が思い浮かべられるくらい、ポンキッキーズで何度も何度も聴いた曲です。

今なお歩いて自宅に帰る時には口ずさんでしまうくらいに染みついていて、もはやこの曲に育てられたといっても過言じゃない!
というのはやっぱり過言ですが、小さい頃からずっと近くにある曲です。

そんなこの曲、
<今日は歩いて帰ろう>
というフレーズだけに耳が傾きがちですが、他の歌詞が社会に出た大人になってこそジンジンと沁みるものだというのはご存知ですか?

<急ぐ人にあやつられ 言いたいことは胸の中>
<寄り道なんかしてたら 置いてかれるよ すぐに>

これを朝から明るく元気に歌っていたなんて……。
そしてこれから出勤するお父さんがそれを聴いていたなんて……。

あの頃のお父さんの肩にそっと手を置きたくなります。

この歌を口ずさんで、忙しない毎日も正直に、素直に、真っ直ぐに、のんびり生きていきましょう。
時間に追われる大人への、叱咤と憩いの曲です。

・公式サイト
http://www.kazuyoshi-saito.com/

今の自分を肯定して生きていく!
「LOVE 2000」 / hitomi

2000年って、もう16年前のことなんですね(遠い目)。
当時10歳だった私はテレビにかじりついて、歌詞の意味も分からないままこの曲を真似して歌っていました(さらに遠い目)。

そして改めて聴いたこの曲の歌詞のどこにグッときたかというと、

<サバよんでみたってあの頃に戻れやしないし だから今を認めていたいの>
<とても大切な事も見過ごしちゃったとしても また見つければイイ>

そう、ここです!
レミファ編集長も認めるほどの“過去をひきずる女”に育ってしまった私ですが、16年の時を経てこの曲に励まされたのです!

サバを読む必要なんてなかった10歳の頃の私が、その意味も分からずに歌っていた歌詞に背中を押される……。
音楽は時代を越えて人を救ってくれますね。

もう若くないだなんて嘆いていないで、今の自分を肯定して前向きに生きていきましょう!
という自分自身への喝を込めて、今回はこの曲で明るく締めたいと思います。

・公式サイト
http://hitomilovelife.net/

全曲を通して観たい方のためのプレイリスト

全曲を通して観たい方のためのYouTubeのプレイリストはこちらです。

大人だからこそ心にグッとくる歌詞に、耳を傾けてください!

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