2015年フェスに初めて行って音楽っていいなと思った人に全力でおすすめしたい18曲(前編)
2015年の夏フェスシーズンも、中盤戦。
すでに大規模なフェスがいくつか終わり、「今年初めてフェスに行ったけど音楽っていいなと思った!」という方も多いんじゃないでしょうか。
レミファとしては、そんな方に「ようこそ!」と同時に「世の中にはまだまだいい曲があるからぜひ聴いて!」という言葉を全力で送りたいと思います。
というわけで今回のテーマは、「今年初めてフェスに行って音楽っていいなと思った人に全力でおすすめしたい曲」です。
今回は、レミファのスタッフにそれぞれがおすすめしたい曲を挙げてもらいました。
スタッフの好みによって曲のジャンル・雰囲気は様々ですが、あえてそのままドバっとまとめてご紹介します。
まずは前編の18曲。
(同じく18曲をまとめた後編はまた改めてアップします)
※2015/8/24 追記
後編もアップしました!
2015年フェスに初めて行って音楽っていいなと思った人に全力でおすすめしたい17曲(後編) | レミファ
※追記ここまで。
最高の一曲との出会いがありますように!
この記事の目次
- 「世界の終わり」 / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- 「Last」 / Tamaryn
- 「サラウンド」 / クラムボン
- 「#262810」 / THE BOY MEETS GIRLS
- 「Sweetness」 / Jimmy Eat World
- 「Finding Something To Do」 / Hellogoodbye
- 「Tonight」 / HenLee
- 「バンドマンの友達が言うには」 / SUNDAYS
- 「Fantasy feat. Ruckazoid」 / Breakbot
- 「Repeat Pleasure」 / How to Dress Well
- 「ネバーランド」 / Czecho No Republic
- 「日々の音色」 / SOUR
- 「Don’t Look Back In Anger」 / Oasis
- 「おなじ話」 / ハンバートハンバート
- 「サブカル女子」 / キュウソネコカミ
- 「Contemporary Tokyo Cruise」 / cero
- 「I’m A Good Man (Mousse T. Breakbeat Mix)」 / Martin Solveig
- 全曲通して聴きたい方のためのプレイリスト
「世界の終わり」 / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
大規模なロックフェスが日本に生まれ始めたのが2000年前後。
その頃に日本を代表していたロックバンドが彼ら、ミッシェル・ガン・エレファント!
特にこの曲は、日本で最もかっこいい曲の一つだと僕は思っています!
聴いたことがない方には、ぜひ聴いてみてほしい曲。
サビの歌詞なんて「世界の終わりが そこで見てるよと 紅茶飲み干して 君は静かに待つ パンを焼きながら 待ち焦がれている やってくる時を 待ち焦がれている」ですよ!
なにこの村上春樹的な世界観!
そんな言葉が乗っかっているのが、このロックンロールなミュージック!かっこ良すぎるでしょ!!
セレクト&コメント by いぬたく
・公式サイト
http://columbia.jp/artist-info/michelle/
「Last」 / Tamaryn
まさに今、2015年8月にリリースされた新しい曲からも、一曲。
ニュージーランドの二人組・タマリンの新曲は、とっても壮大!
ボーカル、タマリン・ブラウンのスケールの大きなファルセット(裏声)が伸びやかに広がるサビは必聴モノですよ!
セレクト&コメント by いぬたく
・公式サイト
http://tamarynmusic.com/
「サラウンド」 / クラムボン
青空の下で伸びをするような、リラックスした音が心地よいクラムボン。
この曲「サラウンド」は、ピアノと歌声によってサラリと曲に導いてくれて、いつ聴いても気分が晴れます!
音楽を聴くドキドキした気持ちが歌詞にも溢れていて、きっと共感できるはず。
音楽っていいな〜と思っているあなたにオススメの1曲です!
セレクト&コメント by ゆっち
・公式サイト
http://www.clammbon.com/
「#262810」 / THE BOY MEETS GIRLS
「誰も一人ぼっちにしない音楽」を掲げて名古屋で活動中のTHE BOY MEETS GIRLS!
今年のサマーソニックにオーディションで出演した要注目バンドです!
ボーイミーツガールズの曲は、キラキラした音と、初めて聴く人にも馴染みやすい歌が最高で、一緒に口ずさみたくなります。
ところでこの曲名、読めました?
「#262810」→「ふろにはいれ」です!
ふざけてるのかと思いきや、この曲、実は結構深い。
ぬるま湯のような馴れ合いの関係を抜け出して、新しい世界を切り開いて熱い262810!と背中を押してくれるんです!
パッと聴いて楽しめて、よーく聴くとメッセージ性にドキッとする……これも音楽の楽しみ方の一つ。
みんなで熱い262810!
セレクト&コメント by ゆっち
・公式サイト
http://theboymeetsgirls.tumblr.com/
「Sweetness」 / Jimmy Eat World
大勢の人が集まる音楽フェスの醍醐味と言えばやっぱり会場の一体感、特にみんなで大合唱できるような曲はより一層盛り上がりますよね。
でも、洋楽は歌詞がわからなくてなかなか歌えないって人もいるかもしれません。
かつてビールのCMでも使われていたジミー・イート・ワールドのこの曲はとってもシンプル。
「ウォーオーオオオー!」
たったそれだけ。
もしフェスでこの曲を聴く機会があれば、周りの人を気にせずに「ウォーオーオオオー!」と歌っちゃいましょう!
セレクト&コメント by 堀中敦志
・公式サイト
http://jimmyeatworld.com/
「Finding Something To Do」 / Hellogoodbye
野外で音楽を聴くときの開放的で青春っぽい雰囲気にぴったり。
アメリカの4人組、ハローグッバイのこの曲は、軽快でノリやすくて、ハンドクラップしたり指を鳴らしたりと自由に楽しめる空気があって、でもちょっとキュンとなるような切なさも残る雰囲気に夏を感じます。
暑い日が続きますが、スカッと晴れた野外で聴くのにピッタリな1曲です。
セレクト&コメント by 堀中敦志
・公式サイト
http://hellogoodbye.net/
「Tonight」 / HenLee
2010年の結成から、2011年にRO69JACK2011入賞、2014年にはサマーソニック2014出演、Red Bull live on the road 2014にて優勝、その勢いのままSlipknotの主催するknotFesに出演!
そしてサマーソニック2015へも出演が決定している、次世代のブレイクアーティストとして注目を集めるバンドがHenLee!
え?何?ラウド?ミクスチャー?なんかよく分からないけど最近流行りのツーステップ踏めちゃう系??イカツイやつ?って思っていたらもったいないですよ〜!
音楽のジャンルの括りって本当に無意味かも〜と思うくらいにとにかく踊らせにくるHenLeeのサウンドは、難しい事を一切考えずに「もうっ!音楽って最高!!」とテンションぶち上がること間違いなし!
セレクト&コメント by みきゆか
・公式サイト
http://henlee.webcrow.jp/
「バンドマンの友達が言うには」 / SUNDAYS
キュートな見た目とは裏腹にパワーある歌声を持つヴォーカル”ふーちゃん”とキャラクターの全く異なるメンバーからなるパンクロックバンド。
SUNDAYSの楽曲を聞くと、ふつふつと身体の底から沸き上がってくる何かがあるのです。
毎日モヤモヤする!!上手くいかなくてへこむ。失敗もしたくない。とかって思うことありますよね?そんな憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれるのがSUNDAYSの楽曲達!勝ちに行きたい時、活力が欲しいときに特にオススメ!!
9月26日に行われる全ロックンロール好きが常に注目しているイベント、ロッケンロー★サミットにも出演が決定している要注目バンドです。
セレクト&コメント by みきゆか
・公式サイト
http://www.sundaysofficial.net/
「Fantasy feat. Ruckazoid」 / Breakbot
フランスのプロデューサー、Breakbotさんです。
弾むように軽快、英語の歌詞がよくわからなくても最後のサビでは何となく歌えてしまう、いや、歌いたくなってしまう。
そんなディスコチューンです。
初めてフェスに行った人も初見で踊れる懐の広さがある曲で、以前には日本のフェスにも出演しています。
海外のポップスのライブを目撃できる、気に入ったらそのまま踊れるのってフェスの良さかなーなんて思って挙げてみました。
セレクト&コメント by 平井健二郎
「Repeat Pleasure」 / How to Dress Well
フェスの魅力と言えば、国内外の素晴らしい歌唱力を持ったシンガーのパフォーマンスを、生でいくつも目撃できるところ!
やっぱり、音楽あんまり詳しくない!って人も「歌が上手いかどうか」って結構好き嫌いの判断基準になるんじゃないかなって気がします。
そういう意味で、アメリカのシンガーソングライター、How to Dress Wellの歌唱力ってのは、自信を持ってお勧めします。
歌唱力ってか、歌の表現力といいますか。
このファルセットの効いた幻想的な歌声は一度生で聴きたい代物。
是非ともこのシンガーのライブに行きたい!
音楽に詳しくない人にもそう思わせる美しさのあるヴォーカルだと思います。
セレクト&コメント by 平井健二郎
・日本版公式サイト
http://wmg.jp/artist/breakbot/profile.html
「ネバーランド」 / Czecho No Republic
ラジオでレギュラー番組を持ったりアニメのタイアップがついたりと、ますます勢いをつけているチェコ・ノー・リパブリック。
キラキラしていて多幸感のあるサウンドは野外で聴くと最高です。
明るいサウンドでありながらも歌詞の内容は深く、例えばこの曲は愛や平和について歌っています。
歌詞の内容を自分なりに解釈するという音楽の楽しみ方を知ってもらうきっかけにもなると思います。
セレクト&コメント by 西山真優
・公式サイト
http://c-n-r.jp/
「日々の音色」 / SOUR
SOURは日本人3人組のバンド。
フランス生まれイギリス育ち、銀座生まれ銀座育ち、ドイツ生まれスペイン育ちというルーツの異なる個性豊かな三人が、心地よいアコースティックなメロディを奏でてくれます。
昼間、ジャンプや縦揺れで体力を使った体を、夕暮れ時、こんな音楽に身を任せながらドリンク片手にゆらゆらと横揺れしてみるのはどうでしょうか。
セレクト&コメント by Ai_Tkgk
・公式サイト
http://sour-web.com/
「Don’t Look Back In Anger」 / Oasis
おそらく世界中どのフェスにいっても合唱が起こる、イギリスが誇るロックバンド・Oasisの大ヒット曲。
イギリスでは「イギリス国歌」と称されるほど愛されに愛されています。
思わず口ずさみたくなるような美しいメロディに、味わい深い歌詞、多くを語る必要はありません。
まず聴いて、心のままに歌いましょう!
セレクト&コメント by Ai_Tkgk
・公式サイト
http://www.oasisinet.com/
「おなじ話」 / ハンバートハンバート
佐藤良成と佐野遊穂による夫婦デュオ、ハンバートハンバート
2015年のフジロックフェスティバルでもFIELD OF HEAVENをパンパンに動員していました。
「どこにいるの?何をしてるの?」という男性の優しい声の問いかけと、それに答えるつつみこむような女性の声。
そして二人の声が重なった時のドキドキ感は「気になる人とフェスで聞きたい」と思わせてくれるはずです。
セレクト&コメント by じーん
・公式サイト
http://www.humberthumbert.net/
「サブカル女子」 / キュウソネコカミ
フェスの主役はお客さん。
初めてフェスに行って彼らのパフォーマンスを見たらちょっとびっくりするかもしれないけど、主役は彼らではなく観客です。
まるで彼らと話をしているかのような掛け合いが、たまらなく面白いです。
歌詞も一歩間違えれば悪口とか批判とかになりかねないように見えるけど、実際は「わかる、わかる」と納得できるようなギリギリのところが描かれていて、そんな彼らの音楽を感じるだけでも十分楽しいはずです。
セレクト&コメント by たまむらあやこ
・公式サイト
http://02.mbsp.jp/kyuuso/
「Contemporary Tokyo Cruise」 / cero
ジャンルを問わず自由に酔いしれたいなら、このバンド!cero(セロ)を聴いてみてはいかがでしょうか?
異国の地に迷い込んだかのような音楽と、所どころ耳に飛び込んでくる日本語が、なんとも言えない心地良さを生み出しています。
ついつい心も体も解放されること間違いなし!
セレクト&コメント by 水野彰乃
↓アルバム「My Lost City」のダイジェストです
・公式サイト
http://www.geocities.jp/cerofan/
「I’m A Good Man (Mousse T. Breakbeat Mix)」 / Martin Solveig
フランスの3大DJの一人である、マーティン・ソルヴェグの一曲です。
様々なバージョンがありますが、このMixが一番躍動感溢れておりカッコよくてオススメです。
軽快なリズムが続き、聴いているといつも体が勝手に踊り出してしまいます。
英語がわからなくても彼の歌い方で女に振られたのかな…?と歌詞の意味が分かってしまう、そんな曲。一つひとつの歌詞がとても必死です。
何度も繰り返される“I’m A Good Man”という訴えが耳に残り、別れた恋人を思い出しちゃう方もいるのではないでしょうか。
セレクト&コメント by いさみ
・公式サイト
http://www.martinsolveig.com/
全曲通して聴きたい方のためのプレイリスト
全曲通して聴きたい方のためのYouTubeのプレイリストはこちらです。
後編もあわせて全33曲のプレイリストになっています!
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— やさしい音楽サイト・レミファ (@remifa_net) 2015, 8月 13
記事のなかで、小難しい音楽用語を使うことはありません。
「音楽は好きだけど、曲をどうやって見つけたらいいか分からない」
「昔はよく聴いてたけど、最近の曲はちっとも知らない」
そんな方にこそ、ぜひ見てもらいたい音楽のウェブサイトです。きっといい音楽が見つかります。(続
— やさしい音楽サイト・レミファ (@remifa_net) 2015, 8月 13
ここ数年、音楽フェスはブームと言われていますが、ライブハウスにはむしろお客さんが少なくなっているとも言われています。ただ、今の世の中にも素晴らしい音楽はたくさん生まれていますし、レミファのスタッフはそんな音楽が大好きな人たちばかりです。(続
— やさしい音楽サイト・レミファ (@remifa_net) 2015, 8月 13
そういった素晴らしい音楽をよりたくさんの人に知ってもらいたいと思っていますsし、それが音楽を取り巻く環境に少しでもプラスの力となればと思っています。なので、レミファの目的は「音楽にハマる人を増やすこと」です。
— やさしい音楽サイト・レミファ (@remifa_net) 2015, 8月 13