ブレイク候補ばかり!Apple MusicのCMに登場した気鋭のミュージシャン8組
iPodやiTunesをはじめ、世界中の音楽文化の発展に大きく貢献してきたApple。
そのAppleが2015年6月に開始した音楽ストリーミングサービスが、Apple Music。
そのApple Musicで話題になったのが、気鋭のミュージシャンたちのパフォーマンスをにフォーカスした「Discover」シリーズのCMです。
多くが2015年デビューの期待の新星ばかりで、まさに新しい音楽の出会いをユーザーに届けるものでした。
このCMで観たミュージシャンを、Apple Musicで探した方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのDiscoverシリーズのCMに登場したミュージシャンを紹介します!
Appleが選んだ、今聴いてほしい注目のミュージシャンたち。
このタイミングでチェックしておいて損はないはず!
きっと新しいお気に入りが見つかることでしょう!
2015年随一の新人!中性的な黒人シンガー
Shamir(シャミール)
2015年随一の新人、と称されるShamir(シャミール)は、2015年の7月にデビューアルバム『Ratchet』が発表されたばかり。
スレンダーなビジュアルとハイトーン・ヴォーカルからユニセックスな印象を受けますが、今年21歳になる男の子です。
CMでは「Demon」という曲のアコースティック・バージョンをしっとりと歌い上げていますが、幼い頃から音楽一家で育った彼は、かなり多彩な楽曲をつくるセンスも持ち合わせています。
どんな曲をつくらせても一発でShamirだとわかる歌声を武器に、このまま確固たる人気を築いていくことでしょう。
Shamir、ぜひ覚えておいてください!
・日本語版公式サイト
http://hostess.co.jp/xl/shamir/
麗しき女性シンガーの、透き通る歌声に聴き惚れる
Flo Morrissey(フロー・モリッシー)
イギリスの女性シンガーソングライター、Flo Morrissey(フロー・モリッシー)も、先に紹介したShamir(シャミール)と同じ、今年21歳の新人です。
デビュー直後から話題を集めたFlo Morrisseyでしたが、つい先月初の来日を果たし、日本でも人気が出はじめている様子。
素朴なルックスに好感を抱く人も多いと思いますが、何よりその透き通る歌に聴き惚れずにはいられません。
決してキャッチーな歌を歌う人ではないかもしれませんが、大自然を前にしたかのような表現力に圧倒されます。
・公式サイト
http://flomorrissey.tumblr.com/
時代の半歩先を行く、LAの最重要プロデューサーも登場!
Flying Lotus(フライング・ロータス)
アメリカはLA在住のプロデューサー、Flying Lotus(フライング・ロータス)!
ジャズやヒップホップなどの音楽に強く影響を受け、強い重低音と複雑なリズムが特徴的なクラブ・ミュージックを生みだすクリエイターです。
クラブ・ミュージックと言っても、盛り上がって踊れるというよりは、芸術作品のような緻密さに心を奪われるような、そんな音楽と言えるかもしれません。
自身が運営するレーベル、Brainfeeder(ブレインフィーダー)と共に、時代の半歩先を行く楽曲を生みだし続けています。
2014年に発売したアルバム『You’re Dead!』は、世界中のメディアがその年のベスト・アルバムに選出していました!
プロデュース業だけではなく、映像技術を駆使したライブパフォーマンスにも定評がありますが、過度な演出がないモノクロなこのCMでも、ラップトップを使ったライブ演奏はかなりクールです。
ちなみに、彼は日本のゲームやアニメ、映画などを愛する親日家ですが、以前の来日公演の際には「ゲンキダマー!!」と叫んでいました。
・公式サイト
http://www.flying-lotus.com/youre-dead/
幅の広い表現力が注目を呼ぶ新人!
James Bay(ジェームス・ベイ)
James Bay(ジェームス・ベイ)も、2015年にデビューしたシンガーソングライター。
囁くようなウィスパー・ボイスから、吠えるように歌い上げる力強さまで、幅の広い表現力が注目の的になっています!
先に紹介したFlo Morrissey(フロー・モリッシー)やShamir(シャミール)と比較すると、よりバンド・サウンドが似合うシンガー。
きっと気に入る方も多いはず。
今後、日本の大きなフェスのステージで観られることもあると思います。
実際James Bayにはそのくらいの実力も備わっていると、聴いていただければわかるでしょう!
・日本語版公式サイト
http://www.universal-music.co.jp/james-bay
グッド・メロディーを生みだす、ストリーミング世代のプロデューサー
Kygo(カイゴ)
SoundCloud、YouTube、Spotifyなどのサービスで作品を発表てきた、まさにストリーミング世代のノルウェー出身DJ/プロデューサーKygo(カイゴ)が、Apple MusicのCMに登場!
CMでは、彼の武器の一つであるメロディー・センスが発揮されている「Here for You ft. Ella Henderson」をピアノ演奏で披露しています。
ダンス・ミュージックでありながらも、普段クラブに行かないという方でも馴染むような、美しいメロディーをつくるKYGO。
彼の楽曲からクラブ入門をする、というのもいいんじゃないでしょうか!
・公式サイト
http://www.kygomusic.com/
古き良き音楽を2015年に体現するシンガー
Leon Bridges(リオン・ブリッジズ)
Leon Bridges(リオン・ブリッジズ)も、2015年にデビューした黒人シンガー。
若手ながら、1960年代に全盛を迎えたSam Cooke(サムクック)などの往年のミュージシャンと比較されることが多いです。
それだけ、彼が古き良き黒人音楽のこの2015年に体現しているということでしょう。
CMではギター一本のアコースティック版、原曲では泥臭いバンドサウンドがクールな「Smooth Sailin’」も、まさにそんな一曲。
とは言え、今聴いても古さよりもカッコよさが勝る、AppleがCMに起用するのも納得なシンガーです。
・公式サイト
http://www.leonbridges.com/
クラブ・ミュージックをJ-Popにする、プロデューサー日本代表!
tofubeats(トーフビーツ)
神戸出身・在住のプロデューサーtofubeats(トーフビーツ)!
ヒップホップなどのクラブ・ミュージックや宇多田ヒカルなどのJ-Popからの影響が色濃いtofubeatsは、メジャーなシーンでクラブ・ミュージックを再現する若手プロデューサーです。
2015年にリリースされた『POSITIVE』では、E-girlsやDreamのメンバー、Dream Amiや小室哲哉、モデルの玉城ティナ、ロックバンド・くるりのボーカルの岸田繁など、多彩なゲストを招いていました。
「J-Popもクラブ・ミュージックもなんでもござれ!」なtofubeats氏ですが、CMで披露している「STAKEHOLDER」は、彼の楽曲の中でもクラブ寄りな楽曲。
サビの盛り上がりがたまりません。
その才能だけでなく、ミュージック・ビデオではtofubeatsの妄想も爆発しています。
・公式サイト
http://www.tofubeats.com/
外国人顔負けの日本人シンガーは、18歳の女の子!
TANAKA ALICE(タナカ・アリス)
Discoverシリーズ、もう一人の日本代表は、18歳のシンガー、TANAKA ALICE(タナカ・アリス)!
モデル活動も行う彼女は、今後ファッションと音楽のフィールドにまたがって注目を集めていくことになるでしょう。
デビューアルバム『TOKYO CANDY』をリリースしたのは2015年の10月28日。
この段階からAppleも目をつけたTANAKA ALICE、要チェックです!
・公式サイト
http://tanakaalice.com/
全曲を通して聴きたい方のためのプレイリスト
全曲を通して聴きたい方のためのYouTubeのプレイリストはこちらです。
Appleが選んだ、今聴いてほしい注目のミュージシャンたち。
このタイミングでチェックしておいて損は無いはず!
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— やさしい音楽サイト・レミファ (@remifa_net) 2015, 8月 13