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フェスで「特別な一体感」を生み出すBIGMAMAのおすすめ曲

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フェスで「特別な一体感」を生み出すBIGMAMAのおすすめ曲

COUNTDOWN JAPANやRADIO CRADYなど、いわゆる「年末フェス」の出演者・タイムテーブルがどんどん発表される季節になってきました。

ノープランで会場をうろつき、全く知らないアーティストとの出会いを楽しむのもいいですが、事前にどんなアーティストが出るのか確認して「予習」をしておくのも楽しいですよね。

そこで今回紹介するのは、2015年のCDJ・RCともにラインナップに入っているバンド・BIGMAMA。
昨年のCDJでは年越しカウントダウンの大役を務めていたバンドです。

彼らがフェス会場で作り出す空間には、とても心地の良い一体感が流れています。
それでいて、初めて見る人を締め出す空気は全く感じさせない、不思議で幸せな時間を作り出すのです。

BIGMAMAってどんなバンド?

BIGMAMAは、男女混合5人組のバンド。

メンバーは、金井政人(ボーカル・ギター)、リアド偉武(ドラム)、柿沼広成(ギター・ボーカル)、安井英人(ベース)、そして東出真緒(バイオリン)。

ステージに立った5人を見た時に目を惹くのは、何と言ってもバイオリンの東出さん。
時には深く優しい音で、時には鋭く切り裂くような音で鳴らされるバイオリンが、BIGMAMAの曲に輝きを添えています。

BIGMAMAの最大の魅力の一つは、金井さんの書く歌詞です。
詩的な歌詞の曲が多いBIGMAMAですが、彼らが歌うのはあまりに切なくて綺麗な言葉ばかり。思わず胸が苦しくなることがあるくらいです。

中でも、わたしが一番好きな日本語詞は「かくれんぼ」という曲のこのフレーズ。

<忘れてたり覚えてたり 人間って不器用な生き物でしょう?
上手に笑えるようになれるかな
「さよなら」でいいから 聴かせてよ」>

「愛してる」「好き」なんて言葉じゃなくて、「さよなら」でいいから、大好きな人の声を聴かせてほしい。
そんな言葉、生半可な思いでは口にできません。

切なすぎる感情を叫ぶこの歌詞に、胸の奥がギュンと締め付けられます。
キュンとする、なんて表現じゃ不十分です。ギュンとなるんです。

ちなみにPVでは、わたしがそんな切ない気分に浸っているのに、そんなこと気にせずに安井さんの顔にクリームを塗りたくっている東出さんがシュールでたまりません。

もう一つ、わたしがBIGMAMAの特色だと思っているのが、2人のボーカリストの歌声です。

メインボーカルである金井さんの甘い歌声は、言うまでもなく魅力的。
それと同じくらい耳に残るのが、柿沼さんのコーラスです。

BIGMAMAの曲には、2人の声の掛け合いとなるパートがたくさんあります。
柿沼さんの声は金井さんの歌声とはまた違った色気を持っています。

2人のボーカリストの競演が楽しめるのも、BIGMAMAの魅力です。

2013年にリリースされた「alongside」では、そんな2人の歌声を目一杯楽しめます。

実はわたしは、個人的にはフェスで見るBIGMAMAが一番好きだったりします。
ここからは、フェスの前に予習しておきたい曲を7曲紹介しつつ、フェスならではのBIGMAMAの魅力をご紹介します。

フェスの前に聴いてほしい、BIGMAMAのおすすめ曲

地域ごとの歌詞を楽しむ「MUTOPIA」

今年(2015年)の9月に発売されたシングルです。
このシングルでは日本全国を北海道・東北・関東・中部北陸信越・近畿・中国四国・九州沖縄の7地域に分けて、それぞれの地域で異なった「ご当地バージョン」の歌詞の楽曲を収録しています。

たとえば、「MUTOPIA in Kansai」の歌詞には<You gotta turn on radio 802>とか<さあ 人情の街で鳴らせmusic>なんて歌詞が。

一方、関東地方で発売された「MUTOPIA for Party People」は、<サマソニで踊り明かせ><富士山の麓でsweet love shower>などと、様々なフェスの名前も登場しています。

「音楽の楽園」を表すタイトル通り、リズミカルな音に乗せて音楽の楽しさを伝える「MUTOPIA」。
CDJやRCではどんな歌詞のこの曲が聴けるのか、今から楽しみです!

視点を動かして360度見回すかのように楽しめる、不思議なPVにも要注目です。

 頭の中を空っぽにして一緒に歌おう!「Mr.&Mrs.Balloon」

フェスでもワンマンライブでも大定番の「Mr.&Mrs.Balloon」は、さわやかで楽しげな曲調と「オーオーオーオー」というコーラスが印象的な1曲です。

単純なメロディのコーラスなので、1回聴けばすぐに歌えるようになると思います。
もちろん、間違えたって大丈夫!
<頭の中は空っぽの方が高く飛べるんだぜ>という歌詞に従って、何も考えずにBIGMAMAや会場のお客さんと一緒に歌ってみませんか?

今年あった悲しいことも悔しいこともひとまず全部忘れて、新たな1年を素敵な思いで迎えるための足掛かりになる曲です。

耳馴染みのある、あのフレーズで踊りまくる「Swang Song」

BIGMAMAの代名詞の一つにもなっているのが、クラシック曲をロック調にアレンジして歌詞を載せた「Roclassick(ロックラシック)」。

「Swan Song」の元になっているのは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」です。
…と聞いてパッと旋律が浮かばない人でも、「Swan Song」を聴けば「ああ、これね!」となるはずです(笑)。

バレエ音楽というと重厚なイメージが強いと思いますが、この曲では軽快なリズムが特徴的。
かと思うと、東出さんのバイオリンが荘厳な雰囲気を加えていたり。

優雅なメロディに合わせて、好き勝手に飛び跳ねちゃってください!

 明るく切ない別れの歌「秘密」

バイオリンのイントロと、サビの「Secret, secret」というフレーズが耳に残る曲です。

明るくノリの良い曲調ですが、歌われているのは<誰に何も言わずに飛び去った>君への思い。
いなくなってしまった”君”への呼びかけを、切なくも軽やかなメロディに乗せて歌っています。

最後のサビの前、「Secret, secret」と金井さんが囁きます。
大勢の人がいるフェス会場で、この瞬間だけは歓声がピタッと止み、金井さんの囁き声だけが耳に入ります。

その様子を目の当たりにしたら、多分金井さんのことを好きにならずにはいられません(笑)。

大切な人を思い浮かべて聴きたい「A KITE」

「運命の赤い糸」を題材に歌う、BIGMAMA流の極上のラブソングです。
<いつか運命の赤い糸が ピンと張り詰めたその先は 世界で一人”あなた”という奇跡>という歌詞は、眩しいくらいにストレート。
そんな歌詞が、キラキラとしたバンドの音に乗って歌われます。

後半、金井さん・柿沼さん・東出さんの3人の声が重なりあう<a kite 辿ると>という部分は、壮大に広がっていて、思わず聴き入ってしまいます。

わいわい盛り上がるのもいいけれど、どちらかというと、大切な人のことを思い浮かべながらじっくりと聴き入りたい1曲です。

最高のバースデー・ソング「Jeffrey Campbellのスケートシューズで」

フェスで聴くことはあまり多くない曲なのですが、大好きな曲なのでここで紹介させてください。

この曲は、はちきれんばかりの愛が詰まった幸せいっぱいのバースデー・ソングです。

<I have one thing sure with you I would be the happiest man in the world>という歌詞に「僕は君を世界で2番目に幸せにしてあげられる」なんて意訳をつけてしまうBIGMAMA、素敵すぎませんか?
君と一緒にいる自分が一番幸せだよ、って言葉を誕生日に贈ってもらえたら、それだけで舞い上がってしまいますよね。

もしもあなたが年末生まれで、運良くこの曲をフェスで聴くことができたなら、BIGMAMAを含めた会場の全員から<Happy birthday to you!>という言葉を贈ってもらえるはず。
最高の誕生日になること間違いありません。

タオルを掲げて幸せな空間を作り出す「until the blouse is buttoned up」

最後に紹介するのは、BIGMAMAを語る上で欠かすことのできない名曲です。
『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』というアルバムの表題曲ともいえるこの歌は、最愛の「君」へと贈られる「約束の歌」。

アコースティックギターの優しい音に始まり、サビのコーラスは会場の全員で歌います。
この曲も、サビのコーラスはとっても簡単。何回も繰り返されるメロディを聴けば、一緒に歌えるはずです。

さらに、この曲の中盤ではお客さんが自分の持っているタオルを頭上に掲げるのが定番です。
ワンマンライブで掲げられるのは当然BIGMAMAのロゴが入ったタオルが大半ですが、フェスでは他のタオルもたくさん見かけます。
イベント名が入ったタオル、他のバンドの名前が入ったタオル、好きな野球選手の名前が入ったタオルなんかも毎回必ず見かけます。

実はこれが、わたしがフェスで見るBIGMAMAを大好きな最大の理由です。
みんなでタオルを掲げるという一体感はあるのだけれど、掲げている内容は人それぞれ。
同じ時間と場所をそれぞれの思いで楽しんでいる様子を、とても幸せに感じるのです。

それに何より、いろんなタオルが曲に合わせて揺らされる光景がとても綺麗。
LIVE Ver.のPVも、合わせて見てみてください。

ぜひ、彼らの作る空間を楽しんできてください!

何曲か紹介してきましたが、どの曲にも通じているのは歌詞がとても綺麗だということ。
それから、初めて見る人でもすぐに巻き込んでしまう、不思議な一体感を作り出す曲だということです。

何組も同じ時間にライブをするフェスでは、どのアーティストを見ようかと迷ってしまいますよね。

だからか、金井さんはいつも「この時間、BIGMAMAを選んでくれてありがとう」と口にしたうえで、最高のステージにすることを約束してくれます。
フェスでのBIGMAMAを何度も見ていますが、その約束が破られたことは一度もありません。

BIGMAMAの曲をよく知らないという人にも、ぜひ彼らの作り出す幸せな空間を楽しんできてもらえたらと思います。

彼らの音楽が、あなたの年末を素敵に彩る存在となれば嬉しいです。

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