レミファとは
2015年6月4日このサイトは、「やさしい音楽メディア」レミファといいます。
レミファが目指していること
このサイトが目指していることは、以下のようなことです。
- 「がっつりじゃなく、ちょっと音楽が好き」という人にも音楽との出会いを広げること
- 「最近音楽を聴かなくなったな……」という人にも音楽と触れる機会を増やすこと
- その結果、ライトな音楽ファンがもっと増えて、その中からディープな音楽ファンが生まれること
ライトな音楽ファンをもっと増やす
この文章を書いている僕(このサイトの代表・いぬたく)は、もう30代半ばの音楽好きです。
僕自身は今もライブハウスやフェスによく通っていますが、世間の30代はめっきり「最近音楽を聴かなくなったな……」という人が多いと思います。
これは僕個人の実感値だけでなく、アメリカの音楽配信サービス・Spotifyの調査結果でもそれを証明するデータがあるそうです。
新たな調査により、人は33歳を迎えると、新しい音楽に興味がなくなってしまうことがわかったのだ。
10代の若者の音楽の好みはポップミュージックが大半を占めているが、20代後半になると徐々にその割合が小さくなり、30代前半で新しい音楽を聴くのをやめてしまう傾向があったとか。
ただ、そんな中でも素晴らしい音楽は昔も今もたくさん生まれていますし、僕はそれを知ってほしいと強く願っています。
上記の「新しい音楽を聴くことをやめてしまった」人たちも、以前よりも「その機会を失った」という点が大きな原因なのではとも思います。
それであれば、そんな人たちにも届くような音楽メディアを作りたい、と思って立ち上げたのがこの「レミファ」です。
レミファは「やさしさ」にこだわります
上で書いたように、「音楽にどっぷり浸かっているわけではない人たち」こそ、レミファが素晴らしい音楽を届けたい人たちです。
ただ、そのためには、音楽ファンだから分かるような言い回し・表現では届きにくいと考えています。
こんな文章をここまで読んでくださっているあなたの周りにいる、「昔は音楽が好きだった人」のことを思い浮かべてみてください。
その人たちに「この曲、エレクトロだけどすごくポップで、今の俺のアンセムなんだ」と言っても、その曲を聴いてもらえるでしょうか。
(もしそれでも聴いてもらえるとしたら、それはあなたがすごく人徳がある人だからです)
レミファは、ウェブメディアという形式を選んだ以上は、私たちのことを知らない初見の人にも音楽の魅力を届けたいと思っています。
そのために「誰にでもわかりやすい表現」で伝えることにこだわります。
繰り返して強調したいのは、最近あまり音楽に触れなくなった人でも聴いてさえもらえばその魅力がすぐに伝わる名曲は、世の中に山ほどある、ということです。
だから、レミファはより多くの人に音楽の魅力を伝えるために、「やさしい」ことにこだわります。
ミュージシャンの権利を尊重します
もう一つ、全く別の観点からのお話です。
これを書いている2015年6月現在、ウェブサイトやソーシャルメディア上では、まだまだ違法にアップロードされた動画や音楽ファイルが多く存在しています。
視聴される機会も含めて最も多いケースはYouTubeですが、権利所持者からの異議申立てのない動画(MVやライブ映像など)はそのままになっています。
その際の問題は、ウェブサイトやソーシャルメディア上で埋め込んだり共有したりした場合に、一見、その動画ファイルを誰がアップロードしたのかが分からない点です。
(画質やテロップなどから、違法だとすぐに識別できるものもありますが)
そして、その動画が視聴されたり広告がクリックされたりして発生する収益は、元の楽曲の権利者ではなく、違法にアップロードしたユーザーのものになってしまっています。
そこでレミファでは、曲を紹介する際、公式のレコード会社やレーベル、もしくはミュージシャン本人のアカウントがアップしたものしか紹介しないことをルールとしています。
過去の名曲の場合は公式にインターネット上にアップされていないことも多く(ここはレコード会社の方針にもよります)、それらの曲も紹介したいことを考えると残念ですし、記事内で取り上げることができる楽曲にも制限は増えるのですが、そこは権利保持者を尊重することを第一に優先します。
レミファは、ミュージシャンに対してもなるべく「やさしい音楽メディア」であろうと努めます。
もし音楽のことをもっと掘り下げたくなったら
以上のような取り組みの結果、誰かがレミファをきっかけに新しい音楽と出会ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
その結果、もっと音楽のこと、それをつくったミュージシャンのこと、ライブのこと、楽器のことなどを掘り下げて知りたくなることもあると思います。
レミファではそのように「掘り下げる」ためのコンテンツを用意する予定は、今のところありません。
ただ、そうやって音楽のことを掘り下げていけるメディア、ウェブサイトは、幸いにしてたくさんあります。
レミファのサイトを訪れてくれている人が、もし「音楽のことをもっと掘り下げて知りたい」と思ってくれた時のために、おすすめのサイトの一覧もつくりました。
そんな方は、以下のページをご覧ください。
音楽をもっと掘り下げたくなったら | やさしい音楽メディア レミファ
それでは、皆さんが音楽をもっと楽しめる毎日を送ることを心から祈りつつ。
2015年6月5日
レミファ代表 犬養 拓(いぬたく)
※運営しているうちに追記することができたら、以下に追記していきます。
・レミファへのお問い合わせや激励のお言葉などは、以下からお送りください。
お問い合わせ | やさしい音楽メディア レミファ
・レミファを運営している会社については、以下をご覧ください。
レミファを運営している会社について | やさしい音楽メディア レミファ